企業責任
ヘレウスでは、責任ある行動を非常に重視しており、それが長期的な成功に貢献しています。ヘレウスグループのコンプライアンス、人権、サステナビリティについてはこちらをご覧ください。
「ファミリーカンパニー、そしてテクノロジーカンパニーとして、私たちは、2060年、そしてその先への長い旅路を歩んでいます。私たちは5年ごとに、2060年までの道筋を示すガイドラインを策定しています。現在の段階である『ビジョン2025』では、この道のりで達成したい重要なマイルストーンを設定しています。その中には、投資による事業ポートフォリオの強化や、意思決定において持続可能性の基準をより深く考慮することなどが含まれています。私たちはこれらの目標達成に向けて順調に歩みを進めています。株主、事業会社、経営陣、そしてさまざまな事業や拠点で働く全従業員の支援とともに、この目標を達成できることを楽しみにしています。」
ヘレウスグループ CEO兼取締役会長 ヤン リナート
コンプライアンス
ヘレウスは、コンプライアンス・マネジメント・システムにより、法的義務や自主的ガイドラインをグループ全体で遵守するための手順を定めています。グループレベルでは、ヘレウスのコンプライアンスオフィサー（責任者）が管理システムに責任を負っています。ヘレウスグループと各事業会社のコンプライアンスルールの運用と遵守は、担当のコンプライアンスオフィサーがサポートするマネージングディレクターの責任です。
この観点から、ヘレウス行動規範は、全事業会社のグローバルな事業活動に対する行動の中心的な枠組みとして機能し、2007 年以来、ヘレウスの長期的な成功の確保に貢献してきました。この行動規範には、グループ全体に適用されるガイドラインに明記された拘束力のある規則が含まれています。
人権と持続可能な調達
160年以上の歴史を持つファミリー経営の企業として、ヘレウスは持続可能性の原則と、普遍的に認められている人権の尊重と擁護に取り組んでいます。ヘレウスは、派遣労働者、移民労働者、その他の雇用関係にある従業員を含め、従業員に尊厳と尊敬をもって接することを約束します。また、ヘレウスは顧客やサプライヤーに対しても、従業員の人権を尊重することを求めています。サプライヤーへの期待は、「ヘレウス・サプライチェーン・デューディリジェンス・ポリシー」と「ヘレウス・サプライヤー行動規範」に定められています。
サステナビリティ
このサステナビリティレポートでは、ヘレウスが持続可能な行動の最前線にどのような活動分野を置き、将来に向けてどのような目標を掲げているかを文書化しています。
ヘレウスの目標を達成するためには、サステナビリティ・パフォーマンスを測定可能で、透明性が高く、理解しやすいものにすることが極めて重要となっています。ヘレウスは、サステナビリティレポートの中で、実施状況を報告し、各拠点における優れた取り組みやコミットメントを紹介しています。
