2025年5月23日、ハーナウ - ヘレウスは本日、フランク・シュティーツ博士が新CEO兼取締役会々長に就任することを発表しました。ヤン・リナート現取締役会々長は、ヘレウスに20年間在籍し、うち約15年間を取締役会メンバーとして、12年間を取締役会々長として過ごした後、後任のフランク・シュティーツ氏にその座を譲ることになります。フランク・シュティーツ氏は2015年に当グループに入社し、過去5年間は最高執行責任者として取締役会のメンバーでした。物理学の博士号を持つフランク・シュティーツ氏は、この責務に加え、ヘレウス・グループの事業会社の技術革新と技術開発に特に力を注いできました。
「ヘレウスで20年余り勤務し、現在の任期が終了する今こそ、会社の舵取りを交代する絶好の機会だと考えています。フランク・シュティーツ氏という、ヘレウス内部から新しい取締役会々長を任命できたことを嬉しく思います。」ヘレウス・ファミリーの一員として、また株主としてヘレウスと引き続き緊密な関係を維持していくヤン・リナート氏は述べています。
株主委員会委員長のハンス・ティヤバート・コンリング博士は、ヘレウス・ファミリーを代表して、ヤン・リナート氏の過去20年間におけるヘレウスへの貢献に謝辞を述べました。「ヤン・リナート氏はこの数年間、ヘレウスの成功に大きく貢献し、ヘレウスがグローバル・テクノロジー・グループとして発展するために尽力してくれました。」また、フランツ・ハニエル監査役会々長は、「研究開発への多額の投資、グループの知名度の向上、ドイツ国内外での生産能力の拡大は、ヘレウスのさらなる発展における画期的な出来事でした。」と付け加えました。
フランク・シュティーツ氏は、2015年にヘレウス・エレクトロニクスの社長としてヘレウスに入社。2018年にヘレウス・グループのグループ経営委員会に移り、2020年3月にヘレウス・ホールディングの取締役に任命されました。ヘレウスに入社する前は、カールツァイスAGで幅広い経営経験を積み、企業研究技術部門と電子顕微鏡事業の責任者を務め、顕微鏡事業部門の経営委員会のメンバーも務めました。フランク・シュティーツ氏はカッセル大学で実験物理学の博士号を取得し、アウグスブルク大学とピッツバーグ大学(ペンシルベニア州)でMBAを取得しています。
フランツ・ハニエル監査役会々長は、「フランク・シュティーツ氏は、ヘレウスを熟知しており、経営陣および幹部として長年にわたり国際的な経験を積んでおり、取締役会の同僚や従業員から高く評価されています。彼はヘレウスの全幅の信頼と信用を得ており、そのためヘレウス・ファミリーと経営陣が引き続き緊密に協力していくことになるでしょう。ヘレウスのすべての運営組織と従業員を代表して、彼の今後の活躍と成功を祈ります。
フランク・シュティーツ氏は、「私を任命してくださった信頼に感謝します。私は、ヘレウスのグローバル・チームとともに、ヘレウスの未来を切り開いていくことを楽しみにしています。」と語った。
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